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クリーチャープレイバスケットボール 第三十一章 ファール? で攻めろ 五話

第三十一章 ファール? で攻めろ 五話 ビーーー! すると、タイムアウト終了のブザーが鳴る。 「さあ、行ってきな。あんたらの目的が優勝なら、決勝戦までが序の口なんだよ。こんなとこで、躓(つまづ)いてんじゃないよ」 どこか抱擁感のある、優しい...
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クリーチャープレイバスケットボール 第三十一章 ファール? で攻めろ 四話

第三十一章 ファール? で攻めろ 四話 「……天木さん? あれ? どこかで聞いたような」 そこで、智古が眉を顰め何かを思案していると、由紀子が「私の事よりも、今はこの試合だろ?」と淡々と言う。 「え、あ、はい」 智古も気持ちを切り替え、少し...
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クリーチャープレイバスケットボール 第三十一章 ファール? で攻めろ 三話

第三十一章 ファール? で攻めろ 三話 「え? 由紀子さん?」 「ちょっと、そのハリセンかしな」 「ん? はい」 豪真が一瞬驚く素振りを取ると、由紀子は呆れたかのように、豪真が手にしていたハリセンを寄こせ、と催促すると、豪真は特に疑う事無く...
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クリーチャープレイバスケットボール 第三十一章 ファール? で攻めろ 二話

第三十一章 ファール? で攻めろ 二話 「まずいな」 豪真が不安な様子で口にする。 点数は七十八対八十四。 「気にしないで! 次一本取ろう!」 チームを鼓舞する智古。 その思いに力強く頷く理亜たち。 そして、加奈にボールが渡させると、オール...
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第三十一章 ファール? で攻めろ! 一話

第三十一章 ファール? で攻めろ! 一話 そして、奏根が加奈にパスを出すと、すぐさま、オールコートで当たってたエノアと静香。 加奈は二人のディフェンスを抜きたかったが、流石に二対一では不利なのは明白。 そこで加奈は、ボウリング投げの要領で、...
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クリーチャープレイバスケットボール 第三十章 乱歩・気流 五話

第三十章 乱歩・気流 五話 高貴が優位なポジションを確保しようとするが、順子がスクリーンをかけ、そうはさせない。 しかし、高貴は諦めず、空中に向けジャンプする。 それを見た順子は、どうしたらいいのか迷った。 ゴール下で智古を迎え撃つか、高貴...
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クリーチャープレイバスケットボール 第三十章 乱歩・気流 四話

第三十章 乱歩・気流 四話 観客たちは怒号の様な歓声を上げる。 これで点数は七十四対七十八。 少し引き離されてしまう。 「今の、どう言う原理?」 理亜が背後を向け、自分のコートに戻る芙美を見てポカンとした面持ちで、奏根に口にする。 「……知...
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クリーチャープレイバスケットボール 第三十章 乱歩・気流 三話

第三十章 乱歩・気流 三話 各々、ポジションに着くと、静香が奏根に対し、「さっきより胸しぼんだ?」と無表情でそう言うと、奏根は「やかましいわ! この情緒不安定女!」と激怒する。 その一方。 「お主じゃな。死地の中、臨界点を突破した、逸脱者と...
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クリーチャープレイバスケットボール 第三十章 乱歩・気流 二話

第三十章 輪の力 二話 一方、ダイオンジチームは。 「上々ですよ、皆さん」 達樹がベンチに座ってエネルギー補給をしている順子たちに優しく言葉をかける。 「やっぱり一筋縄じゃ行かないね。向こうのチームは」 「だな。私たちの有利の様に思えても、...
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クリーチャープレイバスケットボール 第三十章 乱歩(らんぽ) 気流(きりゅう) 一話

第三十章 乱歩 気流 一話 第三クウォータ―が終了して、点数は七十四対七十六。 理亜たちは負けているが、第四クウォーターの事を考えれば、僅(きん)差(さ)の様なもの。 理亜たちは落ち込んではいなかった。 「皆、この調子で行けば、勝機はある」...
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